「俺だけレベルアップな件」 は韓国で連載されている漫画です。
韓国語と英語で毎週木曜日に無料公開されており、日本語訳は少し遅れていますが毎週金曜日にピッコマというサイト・アプリで公開されています。
Google翻訳を使ってそれっぽくまとめてますので、日本語版が公開された時に印象が違う可能性があります。ご了承ください。
112話のネタバレ
カチカチカチカチとマウスを連打。
賢太「くそったれ共が!水篠さんを中傷する奴らは絶対に許さない!全員訴えてやる!!」
賢太が激怒しながらひたすらマウスをクリックし、大量の書類をまとめて一段落。
賢太「ふぅ~今日もまた一件告訴完了。水篠さんを中傷する勢力の一つに対処したぞ」
旬「お前は一生懸命働いているよ。」
賢太「あ!み、水篠さん!」
賢太(いなくなるときも現れるときも音がしないんだよな)
旬「何かあった?」
賢太「いえ、水篠さん。それよりどうしたんですかその格好?ずぶ濡れじゃないですか」
旬「ゲートから出て来たところ。ギルドを設立するのにお金が必要だって言ってただろ?」
バッグいっぱいの魔法石を渡す旬。
賢太「何ですこの上級魔法石は?そんなに高ランクなゲートをクリアしたんですか?さすがです水篠さん!これだけあれば従業員の給与は心配ないですね」
旬「従業員?」
賢太「覚えてませんか?もう1人必要だとお話した創設メンバーです。」
旬「ああ、ギルドには最低3人メンバーが必要なんだっけ?ギルドマスター、副ギルドマスター、そしてもう一人。数合わせのためとはいえどうせなら誠実な人がいいな。長い付き合いになるんだし。それ以外は大丈夫?」
髪をタオルで拭きながら答える旬。
賢太「もう一つ緊急の問題があります。」
旬「ん?」
賢太「ギルドの名前決めました?」
旬「ああ…何かと思ったら」
賢太「それは非常に、非常に、非常に重要な問題です水篠さん!姓を取って”水諸ギルド”はどうですか?”諸水ギルド”も悪くないですが、僕の名前が前に来るのは絶対駄目ですし。名前の文字で”篠菱ギルド”とか”旬賢ギルド”も悪くない…」
旬「”ソロプレイギルド”はどう?」
賢太「え?」
旬「俺たちのギルドはソロで狩るだろ」
賢太(笑うところ?水篠さんにも変な所があるんだな。彼も人間ってことか…)
賢太が旬に見えないよう逆を向いて考えているとドアがノックされる。
賢太「どなたですか?」
?「ここは水篠旬ハンターのギルドオフィスですか?」
賢太「そうですがどちら…」と相手を見て驚く賢太。
賢太「向坂(ハンタースギルド副代表)ハンター?!」
旬「何か御用ですか、向坂ハンター?」
向坂雫「そ、その…ギルドに加入したいのですが」
オフィスのソファーに座って話す二人。
旬「ご用件は何でしょうか?」
向坂雫「お話した通りです、ギルドに…加入したいんです。」
旬(うーん?どうなっているんだ?)
旬「ひょっとして後藤会長に頼まれました?」
向坂雫「え?なぜ彼が…」
旬「または、最上(ハンタースギルド代表)ハンターがあなたをギルドから追い出しましたか?」
向坂雫「いえ…」
旬「ではどうして?なぜ”ソロプレイギルド”に参加したいんですか?」
向坂雫「ギ、ギルド名はソロプレイですか?」と驚き(呆れ?)を隠せない向坂雫。
旬「副ギルドマスターと俺が決めた名前ですが問題ありますか?」
賢太「水篠さん!”ソロプレイギルド”って決定なんですか?!僕同意してません!僕が出した候補はどうですか!?」
旬「?? 何も言わなかったから同意したんだと思った。」
旬(いや、一旦落ち着いてみよう。この状況が俺を混乱させてるから、判断が曇ってるのかも。彼女の鼓動。 呼吸、そして表情。彼女は冷静を装っているけど俺は騙されない。なぜ彼女は無理をしてまで俺たちのソロプレイギルドに加入したいんだ?)
旬「向坂ハンターは覚醒からまだ2年も経っていないと聞きました。まだハンタースギルドとの契約も残っているのでは?」
向坂雫「違約金を支払うお金はあります。」
旬(彼女は違約金を支払ってまでうちに参加したいのか?)
旬「俺たちのギルドには、あなた程のハンターに見合う契約金を支払う資源がありません。」
向坂雫「いえ、それは問題ありません。契約金も必要ありません。」
旬「俺たちのギルドに加わるためにそこまでするんですか?ここで得るものは何もありませんよ。」
向坂雫(どう説明したら?いいえ。たとえ説明しても狂ったと思われるだけ)
最初はただ…彼の香りに驚き、単なる好奇心から始まった。
向坂雫(彼は友谷稔(韓流スター)の記者会見を台無しにしたの?否定的なコメントが凄く多いのね。思った通り彼はSランクだった。)
向坂雫「悪い人には見えないけど。そんなことより架南島の攻略が近いから集中しないと。」
気にしないようにしても、時間がないと思っても…彼はこの暗い世界で唯一の光だった。
怖かった、緊張した、そして私は死ぬかもしれないと思った。それなのに…
後藤会長「向坂ハンター」
後藤会長「意識が戻りましたか?」
向坂雫「ここは…?」
後藤会長「ヘリコプターです。今ハンター協会に着陸しました。すぐに病院に行く予定です。」
向坂雫「ええと…水篠ハンターが来てくれたんですか?」
うなずく後藤会長。
向坂雫(やっぱり…あれは夢じゃなかった。)
向坂雫(今回本当に死ぬかと思ったにそうになった。いえ…本当に死んだのかも?)
もし…万が一…死を避けられない状況になったら…
向坂雫「私はどうすればいいの?」
向坂雫(言えない。どうやって彼に言うの…最後の瞬間まで側にいて欲しいだなんて)
旬(何を考えているんだ?話せない何かがあるのか?なぜ彼女は答えられないんだ?顔が赤い様子から何かを隠していることはわかる。彼女が何を隠しているのかわからないけど、ずっと前から計画していたのかもしれない。)
旬「答えてくれませんか?」
向坂雫「楽に…楽に暮らしたい…では許可されませんか?」
旬「い、いえ、そんな事はありません」
賢太「水篠さんどうやらハンタースはとても過酷な職場のようですね」
旬(向坂雫ハンターはまだ21歳か22歳。Sランクハンターであるという重荷は重く感じるのは当然か。架南島攻略でもひどい目にあっていたし彼女の状況に共感はするけど…)
旬「俺たちのギルドには入会試験があります。」
向坂雫「え?それは募集項目にはありませんでした…」
旬「これは新しい施策なので、副ギルドマスターが間違ったのでしょう。賢太、お客さんに飲み物やお菓子を買って来て。」
賢太「は、はい!」
向坂雫「どんなテストですか?」
旬(これは…誠意?それとも誇り?)
旬「俺の召喚した相手に勝ってください。」
向坂雫「水篠旬ハンター、あなたの私への評価はそれほどに低いですか?どの召喚ですか?」
旬「向坂ハンターのために、一番強いやつを選びます。」
向坂雫「…わかりました」
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と言うところで112話は終了です。
コメント
さっさと来てくれ113話
待ち遠しいですね。また木曜更新でしょうか。